おっや~~!?
おかしいねえ、私、何してたのかな・・・四川省はやってないんだけど・・・?(麻雀ソリティアやってた)
おっかしいな~明日はそれどこじゃなくなっちゃうんだけどな~!?
それから、メールフォームからコメントもほんとありがとうございます!
そか、一夜限りのシリーズ(というほどのものでもない)、もう先が見えてるから読んでもらうほどでもないかなーと思ってたんですけど、読んでもらえるなら書きます!ひゃほーい
どさ、と何かが落ちる音がして、甲高くもか弱い悲鳴が上がる。また朝比奈さんが何かやらかしたか、そういやコスプレ衣装が溜まってきたから衣装ケースが要るとか要らないとかハルヒの奴が言っていたな、などと呑気に考えるのは、彼女には申し訳ないが、それが日常となっているからだ。
「どうかしま…あ?」
果たして、倒れたり転がったりしていたのは朝比奈さんでも朝比奈さんの周囲にあった服でも荷物でもなく、
「こっ、ここ、古泉くぅん!だ、だ、大丈夫ですかぁああ…」
鶏めいた出だしの儚げな悲鳴は古泉に向けられており、しかし向けられた本人は不敬にも返事をしやがらない。出来の良い石膏像の物真似でもしているつもりか、青い顔で目を閉じたままぐったりしている。と、茶化さないと直視できないほどに、古泉は酷い顔をしていた。普段の笑顔なぞどこにもない。
「朝比奈さん、揺らしたらまずいかと」
何だか劇的に叫ぶ朝比奈さんは既に涙声になって動かない古泉の体を細い腕に抱きしめて、ぐらぐらと揺らしている。そうなるとどこか韓流のドラマのようにも見え、いやいやだからまだ古泉は死んでないだろう。こんなところで前触れも無く死なれちゃ困る。
朝比奈さんに退いていただいて、横向きに倒れた(ここで仰向けじゃないところが劇的)古泉の側にしゃがみこむ。血の気の引いた額に手を当てて、その冷たさにどきりとした。いやいや、まさか。
顔を上げると、朝比奈さんの眉がすっかり下がりきっていて、誰かが後ろから声を掛けたらその瞬間に涙が零れる、というほどに瞳が潤んでいた。古泉め、朝比奈さんにこんな顔をさせるなんて極刑だ、極刑。
「なになにどうしたの、あたし抜きで何楽しそうなことやってんのっ!?」
そこへ「誰か」がけたたましくやってきてドアを蹴破らんばかりの勢いで開ける。ああ、予想通りに朝比奈さんの麗しい瞳から涙が零れてしまった。
「え、何、古泉君どうしたの…?」
さすがの人型非汎用台風もこの異常事態に一瞬で大人しくなった。俺が宥めるまでもなく、というのがイレギュラーなんだから、どうなんだろうな、これ。
「知らん。急に倒れたんだ。明らかに顔色が悪いから滑って転んで気絶したわけではないだろ」
「そんなの見りゃ分かるわよ!」
見て分かるかどうかはさて置き、そこからのハルヒの対応は救急隊員でも目指してんのか、というほどに素早かった。朝比奈さんに濡れタオルを用意させ、俺に保健室が空いているか見に行けと命じ、長門には一瞬も迷わずに「有希、あんたは留守番!絶対に部外者を中に入れるんじゃないわよ、副団長が倒れた事が公になったら、いつ敵に襲われるか分からないんだからっ!」と命じた。長門は大雑把なハルヒにも分かるようにはっきりと頷いたが、俺はちゃんと「顔見知りは入れていいんだぞ」と付け足しておいてやった。いつかの孤島での二の舞を踏むのは面倒だったからな。俺だって学習してるんだぜ。
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これも先が見えているといえば見えているけど基本の基本ていうか・・・