初詣んときにね、こぐま見たのよ、こぐま。
こぐまの着ぐるみロンパースをお召しのめがっさ可愛い赤様を見たの。
もーーーーー死ぬほど可愛くて、可愛い可愛いゆってたらその赤様を抱っこしていたお父様が、赤様の足の裏を見せてくれたの。肉球付きだった。
可愛さに殺されると思ったね。
とにかく可愛かった。おまっ、肉球て。殺す気か。
で、その話を母親にしたんだけど、どうにも反応が薄いから、
「さてはあんた、肉球が分からないんでしょ」
と言ってみたら、これがまたビンゴで、母親は恥ずかしそうにしながら父親に
「あなた、にくきゅうって何?」
ってきいたわけ。
父親もまあ、そんな彼女と長く付き合っているわけだから、肉球の説明を求められるだろうことは分かっていたんだろうが、面倒くさかったと見えて、
「肉の球だろ」
って返事しちゃったのね。
そんで母親の中でどう処理されたのかっていうと、
「肉の球…も~やっだぁ~」
って。
誰が金玉だと言った!!!!!!!!!!!
さすがに実の親に向かって死ねとは申しませんが…。
この人が私の親だ、と、強く感じた瞬間。
はいはい原稿戻りますよ。
企画本の現在の脱稿状況>>1名(…)